4つの保障

現在、必要だと感じている保障について、具体的にはどのような形で保険に加入するのがいいのか固まってきたとします。
さて、これで安心でしょうか?

たまたま、あなたはもしもの時の入院費について不安をお持ちだった。あるいは、自分にもしもの事があった時の家族の保障について考えていたとします。
さあ、その保障がクリアされたら、もう安心でしょうか?
せっかく保険を考えたところで、これから、起こりうる経済的なリスクを、もう少し考えてみましょう。

そもそもその保障は必要か、そうでないか。今必要か、いつから必要か。いつまでに準備するか。
現在の段階で決められる事はきめておくと、他人にとやかくいわれて、なんとなく不安になってしまって、あまり必要でなかった商品を契約してしまう事がなくなると思います。

外交員に相談すると、いろいろな提案がされると思いますが、自分で何が必要か、必要でないのか、理路整然と、外交員に説明できるようにしておきましょう。

人間の一生のうちで起こりうるリスクを回避するための保障は、一般的に4つといわれています。
保険外交員がやってきて、勧めようとする保障をあなたが既にお持ちだった場合、他の保障の提案として説明をする時には、間違いなくこの4つを聞かれます。

まず、4つのうちのひとつは、死亡保障です。
これは、まず、生命保険と聞いて思い浮かぶもっともポピュラーな保障です。いうまでもなく死亡した時の保障です。

2つめは、病気や怪我で入院した時の為の出費をカバーする医療保障です。

3つめは、死亡保障とは全く反対のリスク、長生きのリスクです。長生きを「リスク」と言ってしまわなければならないのは、なんとも切ない事ですが、収入を得る仕事をしなくなってから、平均余命で30年近くを、どのように生活するかという課題です。たとえ、病気になった時のリスクを医療保険でカバーしていたとしても、生活する為の資金をどうするか?これももちろん考えておかなければならない課題である事は間違いありません。

そして、4つめは介護の費用です。
病気で入院する場合は医療保険の保障でカバーできますが、介護保険の実費を保障するものではありません。

さて、このリスクにはどう備えるか。
勿論、そう若いうちから準備が必要な保障とは言えませんが、いつごろから、どのように備えるかは、考えておいた方が良いと思います。

あとは、子供の学費です。
これは案外急に用意といってもなかなか難しく、高校生、大学生といった子供が家にいるうちは、大抵の場合支出が収入を上回ることとなると思います。
この時代をどのように切り抜けるか?この時期に大黒柱が死亡したら?通常は死亡保障に含めて考えますが、これの準備をどうするかも人生のうちで重要な課題となります。

さて、いつどのような保障が必要でしょうか?
いわれるままに、多額な定期保険と介護保険、学資保険に加入すれば安心でしょうか?
住宅ローンと学費を工面しながら、その保険料は払い続けられる金額ですか?
老後の貯蓄を崩して、保険料を払うべきでしょうか?

答えは自分の中にしかありません。自分はどのような備えが必要と考えているのか、説明できるようにしておけば、色々な提案を次々とされた場合の準備として万全でしょう。