扱い場所の多様化

数々の険会社が登場し、インターネット上でのみの募集を行う保険会社も出てきましたが、扱われる場所も多種多様になってきました。
銀行や信用金庫などでも保険商品を取り扱えるようになったので、銀行の店頭で、保険のパンフレットを貰う事ができたり、定期預金の満期の折に「保険はどうですか?」と勧められる場面もあります。

今まで証券会社でない購入できなかったような投資信託等と一緒に、一般の保障を対象と保険とは別の、「保険」といっても、実際は金融商品で、元本割れのリスクのあるような商品も扱われるようになってしまいました。

身近なところで情報が得られるというのは便利なようですが、怖いのは日常近寄らない商品が、いつも行く銀行で勧められると「安全で確実な商品」と誤解してしまいはしないかという事です。
「だって、銀行の人に勧められたんだから。」と私の母が変額個人年金の契約をしてきてしまった事がありました。

変額個人年金というのは、個人年金ではあるのですが、その運用により、受取金額が大きくなるという商品です。運用によっては元本割れのリスクのある商品です。元本は保証するという商品もありますが、運用の手数料として3%を支払わなくてはなりません。
納得して契約したのなら良いのですが、本人はどんなリスクがあるのか全くわかっていませんでした。

自己責任を問われる現在ですが、会社側では、その自己責任を書面にサインさせる事で本人の承諾としています。
あとで文句を言ったところで、承諾しているという証拠があるのでどうにもなりません。

一般の保険にも同じ事がいえます。
運悪く、説明を聞いた人が不勉強で事実と食い違った事を話したとしても、肝心なリスクを話して貰えなかったとしても、書面にサインする事により、「納得しました。」と意志表示して契約した事になってしまうのです。
クーリングオフという制度がありますが、これにも少なからず、条件があります。      恐い世の中です。自分の身を守るには「理解して契約する」という事につきます。