生命保険は自分で選ぶ
世の中には保険が大嫌いという人は少なからずいると思います。
なんとなく気持ちは解ります。とはいえ保険商品は悪徳商法の壺や怪しい宗教法人のお布施とは違います。
人間の不測な事態を、経済的に保障するすばらしい商品です。
生命保険は、福沢諭吉によって欧米の近代的保険制度として日本に紹介されたことにより明治時代に誕生しました。
「人間の英知の結晶」といわれる程の制度です。
そもそも生命保険は相互扶助の精神により、助け合うシステムです。それは今でも変わりありません。
なんとなく生命保険のイメージが良くないのは先人の保険セールスのやり方と、理解しないままの加入してしまう契約者との、いわゆるGNP(義理・人情・プレゼント)での契約獲得システムが横行した結果といえるのではないでしょうか。
私の母もそうだったのですが、よくわからないまま加入して安心してしまっていて、いざ、保険金がおりるから大丈夫と鷹をくくっていれば、条件に適合していなくて降りなかったり、将来受け取れるはずだった大金が、それまでの常識ではあり得ないハズだったの保険会社の倒産の波に飲まれ、払ったお金さえ戻って来なかったり、きっと自身かあるいは身近な方が、何か被害にあわれた経験がおありなのだと思います。
しかし、それは被害でしょうか?たしかに倒産は被害かもしれませんが、今日では自己責任の意志表示を書面でするシステムになっています。
「貰えるハズ」は加入当時の保険営業の方に訴えても、恐らく、「説明したはず」と言われるはずです。聞いた覚えがなくとも、です。
生命保険は、加入当時は保険セールスも、そんなに近い将来保険事故などおこる筈がないと考えて、少々無責任な思いがあるかもしれません。
生命保険業界は大量入社、大量退職が当たり前の世界です。私のまわりでも、生命保険会社に保険募集人として入社した事のある人は沢山います。
しかし、10年以上続けている人は少なくとも私の知り合いにはいません。
結局、「言った、言わない」の話は通用しないという事です。
保険のしくみがしっかり判れば、どこのだれから加入しても安心で満足のいく保障となるでしょう。
信用できる保険募集人にお願いすることも、もちろん大事です。
ですが、高価なお買いものです。自分で納得の行くものを選びましょう。
そして、結局はすべて自己責任なのだという事を自覚しましょう。
うっかりわからないまま保険外交員を呼びつけたりしてしまうと、彼らの選んだ商品の中からしか選べないような状況になってしまいがちです。
ですが、今日、保険商品は星の数ほどあるのです。色々なニーズに合うようにカスタマイズできるはずです。
同じように保険外交員を呼びつけたとしても、自分の希望をしっかり伝え、納得の行く商品を探してもらいましょう。
そして、彼等も仕事ですから、保険会社の意向や自分のノルマ等大人の事情で商品を薦めがちであるという事も頭に入れておきましょう。
