保険を知る

用語を確認したら、次は保険会社について考えてみましょう。
保険会社の取り扱う商品の違いに基づいて、保険は3つの分野に分けられています。

生命保険は、第一分野に分類され、人の生死についての条件により、保険金が支払われるものです。これは生命保険業界が取り扱っています。

第二分野は損害保険です。これは人間の生死以外の損失を補償する保険で、損害保険業界が取り扱っています。
入院や手術といった医療費の支出を保障する保険は、第三分野商品と呼ばれていて、生命保険業界も損害保険業界も両業がとり扱う事ができます。

ここで、なんとなく将来について不安があるからとにかく話を聞こうと第一分野を主に取り扱う保険会社に問い合わせをしてしまうと、なんだかピントの合わない商品を薦められてしまったり、思うものが扱われていなかったりという事にもなります。

例えば、もともと第二分野の会社の取扱う医療保障商品には、賠償責任保険のような、自分の身体に関する保障ではなくて、他人の身体や物に損害を与えてしまった時の為の保証が特約で付けられるという事があります。
これは、基本的に第一分野の生命保険会社では、付けられない特約です。

生命保険と一口に言ってしまうと、生命にかかわる保険のみということになってしまうのですが、一般的に自分の身体にまつわる「もしも」を考える時のお話としては医療保険も視野に入れる事でしょう。

どの会社の資料を請求するかも、得意分野が違うという事を頭にいれておくと良いかもしれません。
恐らく、日常生活において、一般的に思い浮かぶのは「もし、病気になったら」だと思います。結婚したり、子供ができたりすれば、「もし、自分が死んだら」、あるいは「ダンナ様が死んだら、生活はどうなっちゃうのか」ということだと思います。

この場合、考えるのは、「もし、病気になったら」をカバーするのは第三分野の医療保険商品。
「もし、私が、あるいはダンナ様にもしもの事があったら」をカバーするのは第一分野の生命保険商品です。
大手の生命保険会社は第一分野商品を主に扱っています。

薦められて、例えば、子供が独立してしまって、本当は、死亡保障はそんなにいらないと思っているけれど、医療保障が欲しいから医療特約付きの定期保険に入ってしまう等ということのないようにしたいものです。